ついに今月発売が決定したDVD「DONT WALK」の製作者丸山陽介の特集です!インタビュー&解説は店長自らです!超期待のレビューです!
作者 近影
video review by Hisashi Nakamura
ファッションブームに身を任せその相乗効果でスケートの内容はイマイチな作品をリリースしたり、有名なアーティストとコラボレーションして曲を使いミュージックビデオのようなプロモーション的なもので売り出したり、、、、、。その手段たるやまったく悪くない。むしろ正論だと思う。売れてナンボ。撮影させてもらったスケーターも一人でも多くの人に自分の滑りをチェックしてもらわなければスボンサーに対しての恩返しも出来ないだろうし、所詮作品なんだから一人でも多くの人が目にするチャンスをつくるのにはそれらの手段は簡易的で手っ取り早いと思う。だけど彼にはそれらのようなスケートボーダーらしからぬ着飾った器用な商業的ことは出来なかったらしい。まっすぐバカみたいに自分に正直に前しか見れない男だ、丸山陽介。撮影時のカメラアングル、ライト、カメラの設定にコダワリ、撮影するライダーとスポットや撮影時の時間帯などを話し合ったり、一から全力で作り上げることにこだわった。それが作った自分にも撮影させてもらったライダーにも、そしてなによりもお金を出して買う人に対する礼儀だから。スケートのビデオがもっとも見せなければならないスケートボードで全力を尽くさないのが果たしてスケートビデオと言えるだろうか?彼がなぜか有名な日本のスケーターをあまり好んで撮影しない。「クソみてーなプロ気取りの名前の売れたスケーターよりやばいくらいマジでスケートしてるヤツはいっぱいいるぞ、見たいな感じでビデオを撮リ始めようと思ったんだよね。」という丸山氏。そんな彼も今回が実は4作品目になる。「今回で最後にしようと思った。前作がやれるだけやったにもかかわらずあまり売れなかった。宣伝や広告はまったくしなかったけどあまりにも最初のあたりが悪かった。ちょっとずず売れるようになってて、けど思ってるくらいは売れなかった。だから今回は限界以上の作品を作ろうと思ったんだよね。これはもう倒れるぞ、ってくらいね。」DONT WALKという作品は丸山氏の渾身の一撃であると言うこと。かれに今できる限界だと言うこと。やはり作品である以上こなしている物や、やっつけ感のこもった物を売るというのは作り手側に罪悪感が芽生える。そして、そんな作品を売るということは何よりも買う人に対して失礼だと言うこと。それはライダー達にもいえる事だ。「じゅん(小林 純)は前から目付けていた。これからのスケートシーンで彼のようなスタイルは今後必要になりそうな(?)人物な気がして......。パートを作る機会が彼にとって良い経験になればと思ったから。泰穂(柴田 泰穂)は昔からホントに上手くて、器用だった。けど、注目されなかった。これは何でだろうと疑問に思いビデオを作ろうと思った。彼がいなければhigher sensitive mediaをつくってビデオを撮ろうとは思わなかった。モチベーションの一人。だからこそ最後にパートが見たかった。」と語る。彼らと丸山氏が本気でぶつかり合ってせめぎあい、一つ一つ形にしていった。その映像は見れば分かることだ。いい映像は飾らないでその映像のみでも見れば心の底から武者震いし、感動することが出来るはずだ。「最後の最後のとりは他にはいないと思った。だから久史(中村 久史)を選んだんだよね。」彼の長年の親友でもあり戦友だ。しかし自分の好きなスタイルのスケーターをビデオに撮って自分の好きな編集をして......。このままじゃ自己満足な作品を売り出すことになってしまうんじゃないだろうか?どうだろう?「一番作る上でいつも意識していたことは基本はおさえつつ理解が無い人にも分かりやすく、何かカッコいいって感じてもらえるようにってこと。見てくれる人に気持ちが伝わるように意識した。これが一番今回で意識したトコ。ライダーの抜粋もこの人達なら全力を出せば見る人を感動させることが出来ると思ったからだね。一人でも多くに人に良く、そして面白く見えるようにライダーとも撮影の打ち合わせも何度もしたよ。見えにくいスポットはわざと昼間に撮影したり、凄いんだけど地味で分かりにくいスポットやトリックは限りなく伝わりやすく、そして迫力が出るように撮った。かなりカメラアングルには力を入れたね。より凄く見えるようにってね。コントラストは全体的に強めだよね。メリハリが大事。」ひとりでも多くの人がこの作品をみて感情や熱さが伝わるように、意図的に分かりやすく見えるよう、かつ偶然の産物に見えるように意識して作られた。それはライダー側もより綺麗に、カッコよく、そして分かりやすくメイクするまで何度もさまざまなトリックを色々なスポットで撮影し続けた。つまり見てもらえる人達のことを最初から念頭において作られた作品だ、ということ。そんな彼も実はこれを最後にビデオを作るのをやめようと思っているらしい。「今回で伝えたいことは全部込めた気がする。これが今の自分にできる最高の編集と撮影させてもらったスケータ達との全力だと思う。いいモチベーションとインスピレーションがあればビデオを作れるけど、なんかあるかな?震えたいです。しかし今後は少し写真(スケート写真)を頑張りたいと思う。前から集中してやりたかったんだよね。」これが最後の作品になるかもしれない彼は決してネガティブではないらしい。しっかりと先を見ているようだ。そして、前を向いてもう新しいことに挑戦し始めてるみたいだ。「けど、サンフランシスコに行きたい!!(笑)自分がスケートでもっとも影響を受けた場所だから。明日にでも行こうかな??。そしたらとりあえずトレバー(サンフランシスコのフィルマー。satoriのライダーでもある。)と一緒にSEASONS(サンフランシスコの昔ながらの地形を利用したスケートボードが前面に押し出された、サンフランシスコ発のアンダーグラウンドなビデオプロジェクト。)にからみたい。あれ?結局ビデオだね。」しかしフィルマーとしての彼の探求心はやはり消えることは無いみたいだ。結局はスケートとビデオカメラ、そしてカッコいい映像や写真が撮れる最高のスポットには目がない。つまりスケートボードが大好きだということだ。これはライダー達も一緒である。「DONTWALK!!!!タイトル通り!!。これでしょ!やっぱ。」そして彼が伝えたいことはまさにこれ。スケーターは町を読み換える力が備わっている。それはスケートボードをやってない人には想像も付かないこと。折れ曲がったポールや町の一角にあるオブジェ、ガードレールや階段の手すりなど、それらはスケーターにとっては最高の自己表現の場所になる。人それぞれ十人十色。街をプッシュしてスケーターの視点でそれらの建造物を読み替え新しいアートを作り出す。これがスケートボードのスケートボードにしか出来ない楽しみ方。狭い閉鎖的な空間に置かれた無機質なカーブBOX やフラットレール、そんなところはたくさんある。自分の自分にしか出来ない自分らしいスケート、それが出来たときは楽しいとは別物の本当に面白いという感情を味わうことができるはず。そして互いの全力を評価しあうこと。これがまさにスケート−ボードであるということ。つまり生き方だ。「ホントにスケートボードを通して多くのことを学びました。スケートボードありがと〜っ(笑)!!!!。」最後に丸山陽介氏にこんな質問をしてみた。Q:あなたが考えるスケートビデオとは??。答えは「Emericaの「This Is Skateboard」みたいじゃないやつ。」だそうです。うーん、マンダム。




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これがハイヤーセンシティブメディアの初期作品。これから全てが始まった。
「UNCONVETIONAL」 VHS 現在リリース終了。
実はこれが二作品目になる。知る人ぞ知るアンダーグラウンドなアマチュアのカオスティックビデオ。
「ARK」 VHS 25min 現在リリース終了。
こらが三作品目。リアルなスケーターに評価が高く日本のビデオの中では時代の先を行く作品になっている。柳町 雄のフルパートやデシこと大本 芳弘のラストパートは凄い作りこみ感です。
「ZARPAR」 VHS 現在発売中 ¥2730
今まで多くの日本のビデオがリリースされてきたがこれほどコアに作りこまれた作品はいままでリリースされただろうか?カメラアングル、編集、スポット、トリック、流れ、演出、間違いの無い一品。ファイブナッツの元店員丸山氏の渾身の魂の叫び。
「dont walk」 DVD 30min ¥3360 3月中旬にドロップ予定。